2006年08月31日

日本文学英訳分析セミナー

日本文学英訳分析セミナー―なぜこのように訳したのか
日本文学英訳分析セミナー―なぜこのように訳したのか前田 尚作

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日本文学英訳分析セミナー―なぜこのように訳したのか by 前田 尚作

英文学の翻訳を解説した本は、たくさん出版されていますが、
本書は、「日本文学の英語への翻訳」を「分析」した珍しい書です。

論文調で書かれているので、英語を気軽に勉強したい人には、
オススメできません。

しかし、深い洞察がたくさん盛り込まれているので、プロのライターを
目指す人が読めば、文章作成技術をワンランク上げる事ができるでしょう。

以下、本文より一部紹介します。

(62ページ、「焦点の差し替え」より)

(1)Switch on the light. と(2)Switch the light on. は、
文末焦点の位置にくるものが異なっている。(1)の焦点位置には、
いろいろな電気器具が起こりうるのだから、(1)からは、たとえば、
「テレビではなく、電気をつけた」というメッセージが伝わる。
(2)の文末には、通常、on か off がくるのだから、(2)は
「電気を消したのではなくて、つけたのだ」というメッセージが伝わる。

また、John died on Monday. と言えば、ジョンがなくなった日を伝えて
いることになるが、On Monday died John. と言えば、「月曜日に誰かが
なくなったこと」を知っている人に、死者の名前を伝えることになる。

このように、英文の文末焦点の位置に何がくるかにによって、異なった
メッセージが伝わる。


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posted by ディビッド・ヒラキ at 21:55| Comment(1) | TrackBack(0) | メルマガより | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ディビッドさん、お久しぶりです!
やっと日常生活に復帰しました。
おすすめの本、面白そうですね!
私もなるべく早く、注文して読んでみます。
Posted by ちい at 2006年09月05日 22:00
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